射山神社の手洗場にあるのが長命水です。古くは「榊の井」と呼ばれ、今から1500年程前の継体天皇の皇女「ささげひめのみこと」が斎王になられた時に、伊勢神宮祭祀に使う榊の枝を、この「榊の井(長命水)」に一晩浸し、神宮に献上したと言い伝えられています。この石碑に手洗場の清め水をかけると字が上手になると言われています。また、この伝説を元にした「献枝祭」を毎年2月12日に実施して、この地に自生している榊枝を伊勢の神宮へ献上しています。
「献枝祭」は事前申し込みで誰でも参加できます。詳しくは榊原温泉振興協会へお問い合わせください。